スピーチ&ディベート全米大会
2017年 06月 15日
全米の中高生を対象とした、ナショナル・スピーチ&ディベートというオーガニゼーションがあります。
カテゴリーによって、世の中の問題点や政治について意見したり、文学作品を自らの感性で表現したり。
私は優等生っぽい弁論大会の乗りはどうしても苦手なのですが、下の娘が毎年参加しているため、もう何年もこの乗りに付き合っています。
スピーチの能力を養うというよりは、世の中のあらゆる動きや問題点に敏感になり、それらの物事を主観的かつ客観的に見つめること、意見をを持つことにより、結果、自分を知ることになり、自分がどう世界と関わっていけるか、どう世の中に貢献できるか、というビジョンが見えて来る、というのが本当のところの意義であると思います。
大会は1年に6回ほどあり、学年末に行われる地区大会での優勝者が全米大会に出場出来る資格を得ます。
下の娘はミドルスクールの7、8年生の時に全米大会まで行きました。
8年生の時は全米ファイナルで4位の結果で、めっちゃ小さいですが 憧れのトロフィーカップをゲット。
ファイナルは舞台の上で、スーツにマイクロフォンを付けて何百人の参加者を前に、空で覚えた10分間スピーチをするわけですが、本人曰く、ピアノやバイオリンのコンサートやコンペの緊張に比べると、スピーチの緊張は大したことはないらしい。
私なんかは仕事のセレモニーの通訳などはセリフが決まっているのでまぁ何とか大丈夫なのですが、司会進行をしなければならない時は異常に緊張するので、そんなに緊張する自分に、娘達もがんばっているのだから私もがんばれる、これくらい出来る、簡単、平気、楽勝、うんぬん・・・と自己暗示をかけてみるのですが、全然効き目がなくてものすごく緊張して、何とか平静に見せるのが精一杯というのに(;o;)
下の娘、今年はハイスクールのフレッシュマンで上級生に混じって戦うのは不利と思ったのですが、1つのカテゴリーで優勝、チームメイトとコーチ、シャペロン皆で、昨夜全米大会へと発ちました。
ハイスクールの全米大会で勝ち進むのは至難の技らしいので、逆に気楽に参加出来るというものです。←司会に緊張しまくる私が言うのも何ですが(> <)
このヘキ島から本土の目的地まで乗り継ぎと空港でのレイオーバーを含めて35時間くらいかかるのですが・・・
昨夜空港での集合からすでに27時間が経過しましたが、あと8時間経たないと着かないのですね・・・
彼女達はまだ若いからいいとして、コーチやシャペロンはさぞくたびれることでしょう。
というわけで、昨夜から私は孤独なのです~。
しかも娘が出発する日と前日は仕事が忙しくて朝から晩まで一緒にいて上げられなかったというのに、今日は仕事オフで、いっそう孤独が身に沁みました。
食事の用意をしないでいいのは楽ですが。
今夜のディナーは納豆とご飯と一昨日の残りのジャガイモと薩摩揚げの煮物。
明日からまた仕事で忙しくなります。
明日は司会進行しないといけないかもしれませんが、お客さんが日本人ではなく日本語を話さなくていいのでものすごく気が楽です。
でも明後日のお客さんは日本人・・・うお~(ToT)
私は日本人なのに何故に日本人相手に日本語を話す方が緊張するのでしょうか・・・。
思うに言語の問題ではなく、お国柄の問題で・・・日本人は何事もきっちりしているのでそのきっちりさが緊張をもたらすのかも・・・。
はぁ・・・娘達もがんばっているのだから私もがんばろうっと。
by nemurijima
| 2017-06-15 23:59
| 娘達
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