引っ越し後2度目のハロウィン③娘達
2017年 11月 02日
Tim Burton の映画から、Corpse Bride。
そしてこちらは下の娘🎃
ハイスクールのOktoberfest のための仮装。
ハロウィンになると必ずテレビで(しつこいほど)放映される映画 Hocus Pocus のキャラクター、Mary Sanderson↓。
コスチュームは自分のブラウスにブーツ、私のキャミソールとスカートを合わせて娘がコーディネイト(スカートのウエストは縮めました)、お化粧も自分でやっていました。眉は整えずにコンシーラでキリっとした形にしていました。
ヘアセットは私の力作です(^^)
いいアイディアがチーン!と閃くのは大抵ああでもないこうでもないと脳ミソを絞りながら家事などをしている時。
ワイヤーハンガーをコイル状の芯にして、娘達が小さい時に使っていた魔女の三角帽子をかぶせ、いらないツバの部分はカット、軽くワイヤーと三角帽を縫い付け、あとは付け毛を三角帽にバナナの皮を被せる感じでバサっと取り付け、髪のてっぺんにあたる先っちょは前髪用付け毛を上方に向けて付ければ出来上がり。
出来上がった物を頭のてっぺんでお団子にした娘の頭に乗せ、ボビーピンとUピンでしっかりと固定。
何と言っても学校にいる8-9時間もの間、頭が重かったり圧迫感があったりどこかが引きつれて痛かったりしては可愛そうですし、崩れるのを気にしなければいけないのも鬱陶しいので、超軽量、心地良いフィット感、バランスの良さに加え、走っても頭を振り回しても崩れない強力固定を心がけました。
ちなみにスプレーは必要なし。
Oktoberfestが終わり学校に迎えに行くと、髪型は朝の状態を保っていましたが、気温30度以上の炎天下(ここは常夏の島)、一日中屋外の屋根なしブースで食べ物を売っていたので、顔が火照ってピンク色でした。
他の子はどんな感じだったかと言いますと、仮装してる子もいればしてない子もいて本人の自由〜的バラバラ感。
本土でもそうだと思いますが、厳粛なクリスチャンはHalloween は祝うべからずという考えの人が結構います。
ハイスクールくらいになるともう半大人なので関係ないのですが、子供にはtrick or treating をさせないという家庭も多いです。
宗教上という理由もありますが、近所や知り合いの家ならともかく、知らない家を回るのは訪ねる方にとっても訪ねられる方にとっても安全とは言えないからです。見知らぬ相手からもらうキャンディを子供が口にするということにも抵抗感もあるようです。
子供達がはしゃいで道に飛び出し事故につながるということもなきにしもあらずですし。
しかし娯楽も少ないこのヘキ島では少しでも子供達に楽しんでもらおうと、ポリス総動員で図書館や公園のパーキングロットでハロウィンイベントが行われ、親に付き添われた子供達がキャンディを配るスポットを周って楽しめるようになっています。
クリスチャン色の強い私立の学校ではハロウィンは特に何もせず、それでも子供達が世の中のハロウィンムードから疎外感を感じないですむように、チビチビのプリスクールなどでは仮装して来てもいいですよ、お菓子もクラスメイトに配っていいですよ、クラスにはポットラックで何か一品作って来てください、という学校もあります。
キンダー以上の子供になると、10月下旬にSpirit Weekというのがあり、毎日テーマに沿った服装で学校へ行き、最後の日がハロウィンの日に近いので、なんとなくですがハロウィンムードが味わえるようになっています。
そして一夜明けた11/1はお墓参りの日。
島中のお墓が花であふれます。
ところで。
宗派にもよりますが、クリスチャンのお家の小さな子供にお化けや怪物や魔法使いや魔女の話しをむやみにしてはいけません。ホントにいるんだぞ~・・・なんてふざけて言おうものなら宗教をふまえた教育上、その家には出入り禁止になる可能性アリです。
私は実際そういう姿勢の親御さん達の何人かとお付き合いしてきましたが、普段(神様以外の話しに限りますが)多くのことで価値観など似ているのですが、魔物の領域に話が入るとガッシャーンとシャッターが閉まるのです。ミドルスクールになってもハリーポッター本も映画も禁止とか、まだ3歳の子供がモンスターを信じていると言ったことについて家族会議になったり・・・もうずいぶん前ですが、ある日、我が家の本棚を何気に見ていたママ友達が、せなけいこのオバケの絵本を発見、子供にこの本はよくないと嫌な顔をされ戸惑ったことがあります(>_<)
私、ホラー映画は嫌いですが、せなけいこのオバケは好きです。
by nemurijima
| 2017-11-02 07:22
| 娘達
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