ホスピタル・サービス
2016年 08月 14日
2週間前
ホスピタルでの夏休みのボランティア演奏、最後の日。
この日は心細いながらも娘1人でピアノ演奏を。
私は・・・運転手兼監督兼(オーディエンスのいない時のための)サクラ。
途中オーディエンスのローカルオジさん(お兄さん?)からリクエストが。
兄さん「いや~、うまいね! ←日本語 嬢ちゃん、レゲエ弾ける?? ←その後は全て英語」
レゲエとくるとは思わなかった娘、苦笑い(>_<)しつつ、「今度までに練習してきますね、ボブ・マーリーでも」
兄さん「何なら、俺が弾いてもいいんだが・・・惚れてもらっちゃ困るぜ~」と言って隣の連れの女性の肩を抱く。
女性はまた何馬鹿なこと言ってんだか、というふうに笑い、食べていたお菓子の袋をうしろの子供(たぶん赤の他人)に回す。
うしろの子供は少しお菓子を取り、そのまたうしろの人にお菓子の袋をまわし・・・(そのお菓子、私のところまで回って来ました。なんと親切な。それにしても誰も病院ということを気にしていない様子。まぁ、この待合室は急患の家族や付き添いがほとんどだからかもしれませんが)
頃を見はからって、全然レゲエではありませんが、娘がピーナッツのテーマソング、V. Guaraldiのライナスとルーシーを弾き始めると・・・
予想通り、身体を上下に大きく揺らす大人達、それを見て笑う子供達。
やっぱりピーナッツ大好きな国民ですね。
ピーナッツの曲を弾いている時に限るのですが、急患処置室のドアからドクターが顔を出し揺れて行く時もあるんですよ。そして曲が終わるとまたドアの向こうに消えていくという。
楽しんでもらえて何よりですが、患者は大丈夫なのだろうかと気になる私です。
この日は独り演奏でしたが、オーディエンスの皆さんのおかげで、とても楽しい時間を持つことが出来ました。
いろんな理由で病院にいる人達の気持ちが少しでも癒えることを目的とした演奏なんですが、演奏者も暖かい気持ちになれるということを発見した娘、
「私の目指していたボランティア演奏って、こんな感じ! 」
と満足げでした。
by nemurijima
| 2016-08-14 21:15
| 娘達
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